トイレや冷蔵庫が主人公の「あけてあけて」シリーズや、絵の具が「ばあ!」と飛び出す『いろいろばあ』など、子どもも大人もワクワクする、楽しい絵本のヒットメーカー・新井洋行さん。 新井さんが新たに手に取った題材は、私たちの身近にある「ピクトグラム」と呼ばれるマーク。 トイレの入り口にある赤と青の人型や、非常口のマークと言えば、ピンとくる人もいるのではないでしょうか? でも、このマーク、ただ出てくるわけではありません。 トイレのマークは「いっち に いっち に」と足を踏ん張ったり、開いたり。 非常口のマークは「はしって〜 ぷりぷり」とおしりをプリプリ。 なんともヘンテコな動きをはじめるんです。 なぜかって? それは『へんてこたいそう』だから!
さあ、次はどんなマークが出てくるかな? それは、どんな体操をするのかな? 想像しながら、どんどんページをめくっていきましょう。 マークたちのへんてこな動きを見ていると、だんだん「いっち に いっち に」と一緒に動きたくなってきて、気づくとみんなで「へんてこたいそう」! 体を動かしたら、外に出かけたくなって、町中を見ると、いろいろなマークがあることに気づくはず。 「あのマークはどんな、へんてこたいそうをするのかな?」 「このマークのへんてこたいそうは、きっとこんな動きだよ!」 そうやって、家族や友達と話をしながらお散歩するのも、楽しいですね。
読んで、動いて、探して、想像する。一冊で何通りもの遊び方を見つけ出せる絵本です。
(木村春子 絵本ナビ編集部)
人気絵本作家 新井洋行の新作! 今話題のピクトグラムを使った新感覚絵本!
まちのマークが動き出す! へんてこたいそうやってみよう! 思わず一緒にやりたくなるたいそうばかり♪ トイレ、横断歩道……みんなが知っているマークも登場します。最後に現れたマークはまさかの……!?
日常と絵本の世界がつながり、いろんなマークの見え方が変わるかも? 日常で出会うマークにも興味がわく1冊です。
マークの絵本かな?と思い読みましたが、いつものマークからいろいろなへんてこな動きに変わっていくところが、子どもウケしそうだなと思いました。マークへの興味を膨らませるのにいい絵本だと思います。お風呂のマークは初めて知りました。 (☆うさこ☆さん 30代・ママ 男の子2歳)
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