お誕生日に「飛行船で世界一周の旅」をプレゼントされたら? そんなすばらしいプレゼントをもらったら誰だって大喜び。 「宝島」「長靴をはいた猫」「アルプスの少女ハイジ」など合計6編の世界中で親しまれているお話の世界を、とても楽しいネコの博士といっしょにめぐる旅に出た主人公の子供は、誰も経験したことのない一日に2回の誕生日を迎えました・・・。 アメリカ、イギリス、フランス、スイスなど世界の国々の名前や地球をぐるっと回るとまたもとにもどるなど地球について考えるヒントを提供したり、世界の子供向け文学作品のさわりを通して子供たちに読書に対する興味を誘います。
(1)主人公の名前(フルネーム) (2)愛称(敬称含む) (3)性別 (4)贈り主 (5)生年月日 (6)誕生日前の年齢 (7)家族の名前 (8)よく行く場所 (9)贈る日 (10)メッセージ
娘の3歳のお誕生日に、この本を選びました。世界に一つしかない、自分が主人公の絵本は、きっと大きくなっても思い出になるだろうと思います。(まず絵本が届いたときに私たち両親が喜びました。笑)絵本の入っている箱もとてもきれいで、特別な包装はしてもらわなかったのですが、十分素敵でした。
3歳になったばかりの娘には、お話の内容は少し難しかったようです。なので、全文をきちんと読むのではなく「あ、くじらだー!」とか「一緒にペンキ塗ろうって!楽しそうだねぇ。」などと話をしながら読みました。娘は自分でページをめくりながら「ペンキぬるー♪」と真似をしたりして、最後まで飽きずに読み終わりました。終わったらちゃんと箱にしまって「また読んでね」。何度も見ているうちに、お話の内容もわかってくるのではと思います。
娘が一番よろこんだのは、表紙をめくったところにひらがなで書いてある「○○ちゃんへ」に自分の名前があったこと。それから「ちちとははより」と書いてあったこと。(我が家は「パパ」「ママ」ではなく「ちち」「はは」と呼んでいます。)ひらがなは全部読めるので、一文字ずつ指でおさえながら読んで、「わぁ、○○ちゃん?」とにっこり。自分が絵本の主人公になっているという感覚はまだないようですが、これからが楽しみです。自分のためだけに作られた、世界に一つの絵本、ということがわかるのは いつかなあ。 (みちゅんさん 30代・ママ 女の子3歳)
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