
岩山で見つけた貝がらの化石。どうしてこんなところに海のカキが? 地層と化石が物がたる地球の歴史、動きつづける大地のダイナミズム。
自分たちが生きるこの大地の成り立ちや歴史、岩石や地層への興味をかきたてます。 地質学のおもしろさを知る絵本!
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「はじめての地質学」、と副題にあります。
スペインの水文地質学者による、地質学入門の作品。
あとがきによると、作者の実体験がベースになっているようです。
ハイキングへの誘いのような導入で、岩山の化石に着目します。
海の生き物、カキの貝殻という事に焦点を当て、「なぜ」という科学が開きます。
地質学という分野ですが、優しくかみ砕き、「地球の歌」というとらえ方が新鮮です。
扱っている内容はなかなか高度ですが、地質学への驚きがベースなので、
まずは体感することが今後の学びとなりそうです。 (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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