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ちょっと大きいいっちんさんと、まんまるえがおのにちんさんは、お寺で、るすばんをすることになります。 二人は、おしょうさんから、「ほとけさまの前にある箱は、けっしてあけてはならぬぞ」と言いつけられます。 ところが、にちんさんはすぐ約束をやぶって箱を開けると、ぼたもちを発見! 「もーう がまんできない!」 にちんさんがぼたもちを食べ始めると、いっちんさんも、バクバクバクバク、ぼたもちを食べてしまいます。 ぜんぶ食べてしまったあと、いっちんさんは「いったいどうなってしまうんだろう」と不安になりました。 ところが、「しんぱいなしの こんこんちき」と言って、ほとけさまの口にあんこを塗ったにちんさん。 おしょうさんが帰ってくると、にちんさんは、なんと、ほとけさまがぼたもちを食べてしまった、と言い訳しました。すると、おしょうさんは……?
「和尚と小僧」という分類に入る、日本の昔話をもとにした紙芝居です。

和尚さんと小僧さんのコントのようなお話です。
類話や別の話もいろいろありますが、お話も絵もスッキリしていて、幼児向けに手に取りやすい紙芝居です。
それにしても、小僧さんよりも和尚さんが上を行っていました。
和尚さんがやり込められるお話とセットで演じたいと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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