
こまった人をたすけるヒーロー物語が大すきだった女の子。たくさんの女性たちと力を合わせ、大きく世界をかえました。よりよい社会をつくるために男性と同じ権利を女性ももつべきだと活動したエメリン・パンクハースト。だれもが不可能だと思っていたことでもあきらめず、女性参政権の獲得を実現したその生涯を、やさしい言葉と親しみやすい絵で伝える。子どものころの夢や思いをむねに、よりよい世界を目指して活動した人たちの物語を紹介する「はじめてよむ伝記えほん」シリーズ。巻末に解説と写真つき。

エメリン・パンクハーストという人物を知らなかったのですが、男女同権の意識を高めること、女性が参政権を勝ち取るまでの道は楽ではなかったことは理解できるので、その道のりを改めて認識させる本でした、
解説で市川房枝さんが取り上げられましたが、その活動と苦難を知っているだけに、エメリン・パンクハーストの存在がぐっと身近に感じられました。
そして何よりもこの絵本の訳者が、上野千鶴子先生だというのとが、この絵本の存在感を高めています。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
|