
こんな静かな夜は、はじめてだった。 眠れないぼくは、パパに抱かれて庭に出た。 赤い鳥は眠ってるの? キツネはパンを食べないかな? 幻想的な絵と親密な言葉が織りなす、喪失と愛と癒しの物語。
【北欧ノルウェー“最も美しい本"受賞作】
これまでにないほど静かな夜。 眠ることができない少年は、父親の腕に抱かれ、質問を始めます。 鳥について。キツネについて。お母さんが目覚めるかどうかについて。 外に出て星空を眺める二人。一瞬見えた流れ星。揺れるボートのような腕の中、 父親の答えを聞きながら、少年は心を落ち着かせていきます。 「だいじょうぶだよ」「本当?」「ああ、本当さ」 切り紙を取り入れた幻想的なアートワークと静謐なテキストの中に 不安や寂しさを乗り越える、親子のつながりと静かな強さを湛えた一冊。
「あふれる感情をミニマルに表現している。文章と絵が補い合い、細やかな部分がまとまって豊かで複雑な全体を作り出す。刺激的で、示唆に富み、詩的な一冊」――ノルウェー文化庁 最優秀絵本賞選評 「悲しみを抱えて眠れない少年が、父親の腕の中に温もりと安心を見出す。喪失、愛、癒しについての光り輝く物語。息をのむ傑作」――カーカス・レビュー
・ノルウェー文化庁 最優秀絵本賞受賞(Kulturdepartementets Bildebokpris 2008) ・ノルウェー「最も美しい本」賞受賞(Arets vakreste boker 2008) ・ドイツ児童文学賞ノミネート(Deutscher Jugendliteraturpreis 2011) ・ミルドレッド・L・バチェルダー賞ノミネート(Milded L. Batchelder Honor Book 2014) ・米国児童図書評議会「世界の優れた児童書リスト」選出(USBBY Outstanding International Books List 2014) ・バンクストリート教育カレッジ「最優秀児童書」選出(Bank Street College of Education Best Childrens Book of 2013) ・Brain Pickings「最優秀児童書・絵本」選出(Best Childrens, Illustrated, and Picture Books of 2013)

図書館の新着コーナーで見つけました。
母を亡くした男の子の不安で寂しい夜を描いたお話です。静かな空気の中に、お父さんの温かな優しさを感じられるちょっと不思議な雰囲気のする絵本でした。
紙でできた立体的な造形を使って描かれるイラスト。ノルウェーの「最も美しい本」を受賞した作品だそうです。大人もじっくり味わえる絵本かなと思いました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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