卵から生まれたイモムシは皮をぬぎながら成長します。大きくなると、気に入った場所で糸をはき、からだをくくりつけて動かなくなります。さなぎになるのです。そして時間が経つと、さなぎの色がだんだん変化して……。昆虫画家の著者が、身近なチョウの成長過程を丁寧に描きだします。登場するのは、モンシロチョウ、ナミアゲハ、ウラギンシジミの3種類。巻末には、チョウや変態に関する解説が添えられています。
図書館の新着コーナーで見つけました。
ゴマより小さな白いたまごから生まれた芋虫が、色が変わり、大きくなって、やがてアゲハチョウになる。その様子が、丁寧に順序立てて語られます。
科学絵本ではありますが、イラストがとても美しく、幻想的で、大人も十分に楽しめる絵本でした。
淡い色合いがなんとも素敵です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
|