【森を生きるリスたちは、りっぱなしっぽと本能がたより!】 森を知らずに大きくなった、ハイイロリスのバナーテイル。 はじめての家族、子育て、そしてひっこし。 りっぱなしっぽと本能をたよりに、自然の中をたくましく生き抜いていく。 絵本作家・あべ弘士がえがく、新しいシートン動物記。 ☆ふりがな付き・オールカラー ☆小学校低学年から
100年以上の時を超えて、あべ弘士さんと『シートン動物記』のコラボレーションが実現しました。 実は、共通点の多い、あべさんとシートン。 旭山動物園で飼育係をしていたあべさんも、100年以上前にアメリカやカナダで動物学者として活躍したシートンも、動物たちの生死を間近で経験しています。 そしてお二人とも、作品のなかで、動物の生き方や命の厳しさを読者に伝えてきました。子どもも大人も関係なく、読者に長く読みつがれる作品を生み出す姿勢も同じです。 「動物の命」にまっすぐ向き合ってきたあべ弘士さんだからこそ描ける、やさしさと力強さ。自然の壮大さと命の尊さが、まっすぐに伝わってくるシリーズです。
シートン動物記はきちんと読んだことがなかったのですが、こちらの本がとてもおもしろかったです。
若いオスのリスが主役ですが、リスの話なのに、まるで若い男の人のことを描いているように感じました。
最後のページでリスが森を作っているという言葉が印象深く、小さなリスが種を埋めるという行動が、大自然を作っていくのかと思うと、すごいとしか言いようがありませんでした。 (ちびっこおばちゃまさん 40代・その他の方 男の子4歳)
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