長年図書館員として活躍した経験を 絵本作りに生かした ヴァージニア・カールの楽しい絵本!
お城にすんでいるのは、公爵と公爵夫人、 そして13人のひめさまたち。 公爵と公爵夫人は、ひめさまたちを たいそうかわいがっていました。 ある日、森におさんぽにでかけた 13人のひめさまたち。 みな、となりの子と手をつなぎ、 二人並んで歩きますが、 一番下のガンヒルダは、いつもひとりぼっち。
ガンヒルダは、森のはずれでドラゴンとであい、 すっかりなかよくなりました。 お城につれてかえりたいけれど、 森の動物をつれてかえってはいけないと いわれています。 そこで、13人のひめさまたちは相談して、 お城のいちばん高い塔にドラゴンを こっそりかくすことにしました。 食べるものは、まいにちひめさまたちが届けます。 ドラゴンはしだいに太って、塔のとびらを 通ることができないほどになってしまいました。
ある晩、塔からけむりがあがっているのを見た 公爵夫人。行ってみると、なかにいたのは、 おそろしげなドラゴン! 兵をよびよせ、ドラゴンを追い出そうとしますが、 とびらにつかえて、外にだすことができません。 ドラゴンはそのまま、 塔のなかでくらすことになりましたが、ある朝…?
読み聞かせにぴったりの楽しい絵本。
13人の小さなお姫さまたちが繰り広げるユーモラスなお話です。
二人で手をつないだら、1人あまります。
いちばん小さなガンヒルダはいつも貧乏くじですが、とんでもない出会いをしました。
大きくて可愛いドラゴンをお城に連れ帰って、その後はドタバタコメディタッチ。
12ひきの可愛いドラゴンと13人のお姫さま、和む結末でした。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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