「おれさまはイッチー、せかいいちのモンスターだ」
からだの大きなモンスター・イッチーは、自分が世界一のモンスターだと主張する。なぜなら、こんなに大きいから。ところが、そこへやってきたのはイッチーよりひとまわり体の大きなモンスター・ミール。
「お…おれは2番か」
さらに大きなトゲトゲ―、さらにさらに大きな上に岩でもなんでもかみくだいてしまうカミクダーク。ページをめくるたびに新たな大きなモンスターが次々にあらわれて、イッチーはどんどん端に追いやられる。とうとう……いや、まてよ。
「やっぱりせかいでいちばんは、ぼくだ」
なぜなら!?
せかいいちの決め方は、大きさだけじゃない? 見方をかえれば、世界も変わる。カラフルでユニークな形のモンスターが、並んでいく様子を見ているだけでも、飽きることのない楽しい絵本。どの子もとっても個性的。最後の可愛いオチも見逃さないでくださいね!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「おれさまはイッチー、せかいいちのモンスターだ」じぶんの大きさをじまんするモンスター・イッチーのまえに「ちょっと まて」とひとまわり大きいモンスター・ミールがあらわれる。イッチーは「オレは2ばんか」とがっかり。そこにさらに大きなモンスターがあらわれて……。 世界一大きいと自慢するカラフルでユニークなモンスターが、ページをめくるたびに次々とあらわれて、その前にいたモンスターは、どんどん片隅に追いやられ、大きい順番に並んでいき、最後のオチではおもわず笑っちゃう。モンスターのかたちの面白さと、次々に並んで行く様子が楽しい絵本。
デッカイゾーデッカイゾー
世界一のモンスターだと威張っていたらね・・・
「ちょっと まて!」と現れたのは もっと大きいこの繰り返しが・・・ そして初めのモンスターは 「なんだかおれは 3ばんめ・・・8番目 12番目・・・
しかし この繰り返しの中に「ちょっと まて!!」
大きければ一番か??
はじめのモンスターは ・・・「やっぱり せかいで いちばんは イッチーだ なぜなら・・・」
こんなにちいさいから おれさまは せかいいちの」 モンスター」
「あれ?」
らすとがおもしろくて笑える・・・
新井洋行さんの遊び心が絵本に現れている (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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