復刊リクエスト急上昇!! 多くの皆様からのリクエストに応え、『つきよにごようじん』がついに復刊決定!
谷山浩子さんが歌い、NHKみんなのうたでも放送された「まっくら森の歌」。 不思議な歌詞と、谷山さんの歌声に惹きつけられ、多くの人の心にいまでも残り続けている名曲です。
その世界観に近い絵本として、多くの方の記憶に残るのが、このたび復刊される『つきよにごようじん』です。
夜のパトロールに出かける森の番人。 雲間がくれの月あかり。 暗闇から何かがじっと見つめている。 昼間は愛らしかった動物たちが、夜には鋭い牙と爪を持ったモンスターに変身。 がさがさがさ……ひたひたひた……。 追うものと追われるもの……いつの間にやら追われるものが追うものに。 月夜にごようじん。
1987年6月に福武書店(現:ベネッセコーポレーション)より刊行され、その後は残念ながら長らく絶版になったままの状態が続いていました。 このたびの復刊化では、本作品の作画を担当し、この世界観の生みの親ともいえる絵本作家・本橋靖昭が所有する貴重な原画を丁寧にスキャンし、新たに版を起こします。
36年ぶりによみがえる、時代を超えて読み継がれる、とても不思議で印象的な世界。 ぜひ、ご家族でお楽しみにください。
森の番人の大男の正体は?
不気味な森を夜回りする男は、決して強そうではありません。
むしろ忍び寄る影に萎縮しているようです。
逃げ出した大男が、月を背にした時、びっくりするような立場の大逆転でした。
月夜に用心するのは、大男ではなかったですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
|