ハシビロガモのはしろうは、食いしんぼう。マガモやオナガガモが水草を食べているのを見て、自分も食べようかと思いますが、水に潜って魚をとってきたカワアイサを見て、やっぱり魚を食べたくなります。仲間のハシビロガモがとなりの池に行こうと声をかけても、はしろうはひとり残って、魚をさがし、ついにつかまえます。喜んだはしろうは、仲間に自慢しようとしますが、池にははしろうひとりしかいません。広い池でポツンとひとりで魚を食べても、あんまりおいしくない……。と、そのとき、オオタカが襲いかかってきました! 必死で逃げて、オオタカのツメから逃れることができました。仲間といっしょにいることが安全で安心だと、はしろうは仲間のいる池をさがします。そして、仲間を見つけて、いっしょにぐるぐるまわってプランクトンのごはんをおなかいっぱい食べることができました。はしろうは、気づきました。どんなごちそうでも、ひとりではおいしくない。みんなでいっしょに食べるごはんがいちばんおいしいってことに。
近くの公園の池に、色々なカモが渡って来て集っています。
それぞれに姿の特徴はあるのですが、この紙芝居で、違いについて学びました。水中に潜るもの、逆立ちをするもの、それはカモの特徴だったのですね。
子どもたちもなっとくの顔で聞いてくれました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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