内容:寝る前にお話を聞かせてくれるパパ。明日は遠足だから早く寝なくちゃいけないのに、パパは気にせずお話を始めてしまいました。 解説:子どもにとって寝る前に親がお話を聞かせてくれることは、とっても嬉しいもの。パパのナンセンスでちょっとおかしな話が魅力的な絵本。 お話好きのパパは、いつも寝る前に、自分で作った物語を、ぼくに聞かせてくれます。だけど、明日は遠足だから早く寝なくちゃいけないのに、パパはそんなこと気にせず、いつものようにお話を始めてしまいました。……それは、二羽のでっかいオンドリとメンドリのお話。動物たちを食べては大きくなっていったオンドリは、ついに太陽に頭がついて焼け死んでしまう。悲しくて三日間泣き続けたメンドリは、四日目に大量の湖の水を飲んでおなかいっぱいになる。するとメンドリは、驚いたことに大きなたまごを一個生む。しかしそのたまごをめぐって大騒動が……。意外な結末を迎えたお話が気になって、ぼくはなかなか眠れません! ナンセンスなお話と、メリハリの効いた斬新な絵との相性がピッタリの一冊です。
お父さんが、創作物語をよっちんに聞かせます。
とてもおもしろいお話で、よっちんがパパのことが大好きなのに思わず納得でした。
よっちんの笑顔を見たいがために、話を作るパパの姿を想像すると、いいお父さんだなぁと思いました。
……が!よっちん、次の日は遠足だから、早く寝たかったんですよね。
明日まで待ってあげたらパーフェクトなのにーとも思いましたが、一刻も早く話を聞かせたいパパの気持ちもわからないではありません。
幸せな家族だなと感じました。 (こにゃららんさん 20代・せんせい )
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