絵探しの楽しさあふれる おとうさんの一日。
「ここには一生懸命働くおとうさん達がたくさん登場します。長時間、電車に揺られて通勤し、家族を守っているおとうさんを通して、日本を伝えようとしたわたしの大切な一冊です。」(作者より)
細密に描かれた町や駅の風景のなかに、おとうさんがいます。町並みの様子や様々な人々の動きを楽しみながら、おとうさんを絵探してみましょう。 みんなのおとうさんがきっと見つかるはず。
昭和59年に出版された絵本の復刊です。 時代は変わっても今も昔も、おとうさん達の頑張る姿は変わりません。 すべてのおとうさんに感謝をこめて贈ります。
ちょうど私が子供の頃に描かれた作品だそうです。
絵本には「文」が出てきませんが、細かく丁寧に書かれた絵は、文章以上にいろんなことを描き出しています。
描かれている世界はちょうど自分の当時のおとうさん。
そうだったなーという暖かい気持ちに包まれました。
我が家の息子に「おとうさんはどこかな?」「今何をしているのかな?」「お仕事ってどんなことしているのかな?」など常にページページで話しかけながら物語を進めていきました。
お父さんって子供にとってはまだ「朝バイバイして”おしごと”して帰ってくる」という漠然とした生活しか思っていないので、いない間のおとうさんの生活が覗けて楽しかったようです。
また、子供にとっては、細かい絵の中からお父さんを探すのがすごく楽しいようで、「おとうさんいた!!!」と見つけるたびに大喜び。
とてもステキな絵本でした。
パパっ子ちゃんや探し物好きな子に特にお勧めだと思います。 (ちゃこもねさん 30代・ママ 男の子3歳)
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