ちょっとドキドキしちゃうんです、このお話。だって、小さな男の子がハンドル握っているんですよ! 渋滞で動かなくなっちゃたからと、ドライブ帰りのパパとルイは、駐車場に停めて、車の中で泊まることになりました。ところが、ルイはまだ眠たくありません・・・。 前に止まったのは、どうやらとっても大きな車。すると、子ねこやら、さるやら、クマまで顔を出して。 一体誰の車?何て考える間もなく、とんだ災難に巻き込まれていきます。 とにかく臨場感溢れる展開に、読んでいる子ども達も、大人達も、手に汗にぎる事、間違いなし。 こんなスリル満点の冒険は、したいような、したくないような・・・。 でも、最後のダイナミックな終わり方は、とっても素敵です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ドライブのかえりに、駐車場に泊まることになったルイ。パパがねむったあと、どうぶつの子どもが、つぎつぎ、くるまにのってきたとおもったら、くるまがとつぜん、うごきだして…ぼく、うんてんなんかできないよ、どうしよう? どうぶつたちと一緒の、どきどきドライブのはじまりです! 自分で車を運転している気分が味わえる、スリル満点の楽しい絵本!
駐車場でパパと寝ていたルイくん。
気付くといろいろな動物たちの子供が中に入ってきて、車が動き出してしまいます。
図書館で借りてきたこの本は、もうすぐ2歳になる娘にはちょっと早かったかな〜と思ったのですが、意外に激しい「読んで攻撃」にあったので読んでみることに。
車、動物が好きなので興味を持ったんでしょうね。
知っている動物を指さしてはおしゃべりしていました。
走り出した車が着いたのは何と、サーカスの舞台。
車は跳ね上がって宙を舞うのですが、みんな無事に着陸。事なきを得ます。それどころか、思わぬ曲芸に観客の歓声が。
みんなの落ちた様子を「どてーっ!ってしているよ」と話すと、絵本を見ていた娘は「どてーっ!」と言って横に転がりました。
そんな行動をするのは初めてなので面白くて面白くて、何度も一緒に「どてーっ!」と遊びました。
すっかり仲間になった動物の子供たちは、みんな一緒にルイくんのおうちに帰ります。
えっ?トラも??
ママの驚く顔が目に浮かびます。 (こりえ♪さん 30代・ママ 女の子1歳)
|