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子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく

子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく

  • 児童書
作: 灰谷 健次郎
絵: 坪谷 令子
出版社: あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2008年07月
ISBN: 9784251032591

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
B5変型判/63ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

まさるはパパが大好き。パパと「えんかいごっこ」や「ざとういちごっこ」をして遊びます。
パパは元気に遊ぶまさるを見て「もういっかい子どもになりたい」というのです。まさるは子どもをやめたいのに。でも、二人で砂浜に理想のお家を描いたとき、パパは「もう子どもになりたいっていうのをやめる」といいだしました…。
灰谷健次郎が贈る、まさるとパパの幸せな毎日を描いた傑作創作童話を、当時のままに復刊しました!

ベストレビュー

父と息子の共和国

子どもになりたいパパは、充分に子どもっぽい。
ママからしたら子どもに見えるかもしれないですね。
大人になりたいぼくは、一生懸命背伸びしたい年頃。
大人になればあれもこれもできるし、お説教されなくて済むのに…。
ママは子どもになりたいとは思わない生き物のようです。

箇条書きのように、僕が子どもになりたいわけが書かれています。
どれもこれも微笑ましいエピソード。
パパとぼくは親子でありながら、友だちで、仲間で二人の共和国を持っている。
男同士の世界のです。
やがて僕は大人になるけれど、パパは子どもになりたいけれど大人の自覚もしっかり持ったようです。

息子に慕われるパパは、いつまでも父親でいられるでしょう。
私自身の理想像ですが、子どもとはいつか大人通しとしてほんとのビールで宴会をしたいと思うのです。
子どもには大人になってほしいパパでした。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)

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