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「あなたとねこはにているかな」という書き出しで本書は始まります。猫、花や木、そして鳥と“あなた”との違いを話した後で、すべてのものに一つだけある共通点を挙げます。それは“生きている”ということ。生きているということはどういうことなのかを、子どもたちにわかりやすく伝えます。
生き物って何?
どういうものが、生きているってこと?
動物は動くけど、動かない植物は生き物なの?
・・などなど、生きているものとそうでないものの違いをわかりやすく教えてくれる絵本です。
さらに、生き物はいずれ死んでしまう、ということもさりげなく教えてくれます。
枯れた葉、動かなくなってしまった鳥・・・。
でも、死んでしまうからこそ、生き物なんですよね。
水と空気と食べ物で「ちから」をつくることができるのが、いきもの。
という説明には、おとなの私もなるほど!と納得です。
そういうふうに教えれば、子どもにもわかりやすいですね。
さりげなくお勉強にもなる、いい絵本です。 (あんれいさん 30代・ママ 男の子4歳)
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