3つ並んだおにぎりくん。 「にぎにぎ ぎゅっぎゅっ」「にぎにぎ ぎゅー」「にぎにぎ ぎゅっぎゅっ」 自分で自分をにぎります。 「にぎにぎ にぎにぎ にぎにぎ・・・ はい、 パン! パン! パン!」 りりしいお顔で、お相撲さんみたいにお腹(?)をたたいてじゅんび完了! あーーーーん・・・とくちをあけたおにぎりくんたち。 ぱくっと食べたのは、なーんだ?
「ももんちゃんあそぼう」シリーズなどでおなじみの作者が描く、まるいお顔にきりっとした眉の「おにぎりくん」。 もう、このシンプルな線の可愛さ、親近感、たまりません。 よいしょよいしょと体に海苔をまきつけたおにぎりくんが手をつないで踊る場面は、きっと子どもたちも一緒になって、歌ってしまいますよ。 「おにぎり にぎにぎ たべてみな♪」ってね。
「おいしいともだち」シリーズ第1弾。 『おにぎりくんがね・・』と2作目『たまごさんがね・・』が同時発売されています。 決めゼリフ「しんぱいごむよう!」は、子どもたちが真似っこする人気シーン。 これから、誰のどんな「しんぱいごむよう!」が飛び出すのかな? どうぞお楽しみに!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
おにぎりくんが自分でにぎにぎして、具を食べて…。おいしそうな3つのおにぎりができたと思ったら、どれがどの具かわかんなくなっちゃった! でも…。身近な食べものが動きだす、赤ちゃんから楽しめる新シリーズ!
3歳次女は食べ物が大好き。この絵本も気に入るだろうと私の独断で借りました。大正解(笑)でもこの絵本、私自身もとっても気に入りました。というのも、おにぎりくんが自分でおにぎり(のりを巻いた状態)を作ってしまうんです。今まで誰かがギュッギュッとおにぎりを作る絵本は読んだことがありますが、おにぎりくんが自分でギュッギュッするんですよー。とっても可愛いトコ、そして面白いのは口の中に具を入れるとこです。もう可愛い!親子で大好きな1冊になりました。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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