いぬぞりをなくしてしまったアルーキは、おおきなイグルーにたどりつきました。なかに入ってみると、スープのおいしそうなにおいがします……。好奇心いっぱいのイヌイットの女の子と、気のいいゆきぐまの家族の、「3びきのくま」のおはなし。丁寧に描かれた絵が楽しい、『ぼうし』で人気の作家ジャン・ブレットの最新作です。
3匹のゆきぐまたちの優しさがとても温かかったです。勝手に、アレーキがイグルーの中に入ってスープを飲み、ブーツを履き、布団に寝たに
も関わらず、ゆきぐまたちのアルーキを眺める優しい顔に優しさを感じました。ゆきぐまたちの、「さようなら!」「さようなら!」「またきてね!」が、私に快い気持ちにさせてくれました。「またきてね!」って大好きな言葉です。ゆきぐまさんたちの服装もお洒落でかっこよかったです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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