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舞台は第二次世界大戦後のフランス。テレビも冷蔵庫もなく、人びとは狭いアパートにひしめきあっていました。物はなくても、家族のきずなや明日への希望に満ちあふれていた時代。8才の少年アランの生活を通して綴る、ノスタルジックな歴史絵本。ボローニャ国際児童図書賞ノンフィクションの部 優秀賞受賞。
昔のフランスの雰囲気が感じられそうと、、何気なく図書館で借りてみたのですが、想像していたのとは少し趣の異なる絵本でした。
最初のページには、悲しい第二次世界大戦の絵がありました。
大戦の後1945年生まれのアランと言う男の子を中心としたフランスの町の暮らしが描かれています。
足踏みのミシン、毎朝氷の塊が配達される冷蔵庫、毎晩耳を傾けるラジオなど、このころの生活はフランスも日本も同じような部分が多くありますね。
この絵本をみて、幼かった頃をちょっと思い出しましたが
主人公が女の子だったら共感できる部分がもっと多かったかもしれません。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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