アヒルは、ハトにからかわれました。「飛べない鳥は、鳥じゃないわ」。そんなアヒルを、ゴリラは励まします。夜が明け日が昇り、アヒルはもしかしたら!と思い地面を蹴りました。すると……。アヒルだけでなく、ゴリラでって、ゾウだって、カバだって空を飛べる変な絵本。豪快な絵のタッチが後押しし、空飛ぶ夢見る動物たちを、本当に飛ばせてしまいます。「もしかして…」とファンタジーの世界を遊ぶ想像力がかき立てられる絵本。
アヒルはいつもハトにばかにされてました。何でかと言うと、アヒルは飛べません。
「飛べない鳥なんて鳥じゃないよ〜。」ハトは意地悪・・・。
ゴリラはアヒルを励ましました「とことん考えてごらん」
アヒルはとことん考え、夜が明けました。日が昇ります。お日様を見てアヒルはもしかしたら!と思い地面を思い切り蹴りました。すると・・・・アヒルは飛べました。
それを見た動物たちは、もしかしたら・・・あいつに空が飛べるなら自分も!すると飛べるのです。ぞうだって。
ハトはびっくり。アヒルに聞きました「飛べない鳥がどうして飛べるの?」アヒルは答えました。「はねがなくても飛べる。どんなに重たくても浮かびたければ浮かべる。ほら、あの人みたいにね。」そこには太陽が。
とことん考えたアヒルに太陽が教えてくれたんですね。
気持ちさえあれば、できないことはきっとないってことをおしえてくれましたね。 (いちごちゃんさん 20代・その他の方 )
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