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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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岩波少年文庫 飛ぶ教室

岩波少年文庫 飛ぶ教室

  • 児童書
作: エーリヒ・ケストナー
訳: 池田 香代子
出版社: 岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2006年10月
ISBN: 9784001141412

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
並製・カバー・264頁

出版社からの紹介

ボクサー志望のマッツ,貧しくも秀才のマルティン,臆病なウーリ,詩人ジョニー,クールなゼバスティアーン.生いたちも性格もまったくちがう少年たちはそれぞれに,悩み,悲しみ,そしてあこがれを抱いています.寄宿学校でくり広げられる,涙と笑いがつまったクリスマスの物語.新訳.

ベストレビュー

忘れたくない少年の心

どんなことをひどく悲しむのか。
どんなことをひどく恥ずかしいことだと思うのか。
少年達の、あの年代独特の感性や言動。
もう私の中にはないものだからちょっとうらやましいです。

私はむしろ、少年達のよき理解者である正義さんや禁煙さんに
近い年代(というよりも正義さんや禁煙さんより年上かもしれ
ない)であろうから。

とはいえ、魅力的だったのは、少年達よりも、その正義さんや
禁煙さんであったりしました。
それは私に歳が近いから共感しやすいというのもあるかもしれ
ないのだけれど、でもやっぱり陳腐な言い方をすれば正義さん
や禁煙さんが「少年の心を忘れていない」からなのだと思います。
禁煙さんの言葉にぐっときます。

 「きみたちの正義さんとわたしは、たくさんのことを学んだ。
 この学校の机で、そして外の人生で。けれど、わたしたちは
 なにひとつ忘れてはいない。わたしたちは、少年時代を記憶
 の中にいきいきととどめている。そして、それこそがいちば
 んたいせつなのだ。
 いちばんたいせつなことを忘れないでほしい。過ぎ去ってほ
 しくないいまこのとき、きみたちにお願いする。子どものこ
 ろのことを忘れないでほしい。
 わたしたちは年をとった。でも、若さは失っていない」

娘がもう少し大きくなったら(小学生かな)ぜひとも読んでも
らいたいなあって思います。
(ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)

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