
***************************** 園で人気の遊びが絵本になった! コール&レスポンスが楽しめる、参加型の絵本 *****************************
「とんだとんだ」は、「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」のかけ声に合わせて「〇〇がとんだ」と答えながらジェスチャーする園で人気の伝承遊び。本書は、この遊びがもとになった絵本です。
主人公の男の子が朝起きて登園し、夜寝るまでの1日を追いながら、男の子の周りでちょうちょやカラス、風船など、周りでいろいろなものが飛んでいきます。そしてついにはブタやウシ、ぼくまでも飛んでいき……!?
園で人気の伝承遊びをユーモラスな絵本に仕立てたのは、保育界のカリスマ・中川ひろたかさんと、中川さんの盟友でもある長谷川義史さん。思わず声に出したくなるテキストと、見ているだけでぷっと笑いたくなるゆかいな絵本ができました。「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」や「〇〇がとんだ」などのセリフを、子どもたちに言ってもらいながら読み聞かせすると盛り上がること間違いなしです!
*** 『とーんだとんだ』の見どころ ***
■「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」「〇〇がとんだ」のリズムに乗って、子どもたちとコール&レスポンスしたり、絵をヒントに何が飛ぶのかあてっこ遊びをしたり、飛ぶ真似をしてからだ遊びしたり、いろいろな遊びが楽しめる絵本です。 ■子どもたちは、「声を出す」「からだを動かす」のが大好き! 文部科学省も、思い切り伸び伸びと動くことは、幼児の健やかな心の育ちも促すと推奨しています。 ■思わず声に出したくなるテキストは、保育のカリスマ・中川ひろたかさんならでは。長谷川義史さんの肩の力の抜けたユーモラスな絵も、笑いの世界へ誘ってくれます。
*** 対象年齢 ***
読んであげるなら 2歳から 自分で読むなら 小学低学年から

この『とーんだとんだ』は、幼稚園や保育園で人気の伝承遊びを
中川ひろたかさんが文にして、長谷川義史さんが絵をつけた絵本です。
そもそも「伝承遊び」というのは、昔から子供たちに親しまれている遊びで
代表的なものとして、かくれんぼとか鬼ごっこ、だるまさん転んだとかがあります。
今はシニアとなった世代の人でも懐かしく思い出す遊びではないでしょうか。
「とーんだとんだ」がどんな遊びかというと、
園の先生や保護者の方から「とーんだとんだ、なーにがとんだ」と子供たちに問いかけ、
子供たちが例えば「ちょうちょがとんだ」といったように、
空を飛ぶものを答えて、そのかっこうをする遊びです。
空を飛ぶものといえば、ちょうちょとかからすとか風船とかありますが、
この絵本では、ぶたも飛ぶし、うしも飛ばせています。
元気で愉快な子供がいると、きっとなんでも飛ばせてみせることでしょう。
中川さんもそんな男の子だったのかもしれません。
それにやっぱりそういう賑やかな雰囲気にぴったりなのが
長谷川義史さんの絵です。
長谷川さんの絵を見ているだけで、
子供たちの歓声が聞こえるようです。
さあ、絵本を見ながら、子供たちに訊いてみてはどうでしょう。
「とーんだとんだ、なーにがとんだ」 (夏の雨さん 70代以上・パパ )
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