※この紙芝居は分売していません。「世界の名作 第一集」セットでご購入下さい。
きものの好きな王さまがつくってもらったとびきり上等のきものは、 役立たずやおろか者には見えないのだというものでした。
ばかや役に立たないものには見えない生地であつらえた着物、ぞんなものがあるわけないから、愚かしい笑い話になっているのです。
でも、それは違いますと、権力に意見できる人はどれだけいるのでしょう。
インチキな服屋の戯言をバックアップしたのは、保身を守ろうとするイエスマンたちでした。
わが身に立ちかえって、純粋で打算のない子どもの一言の重要さを感じてこそ、この紙芝居は意味を持ってくるのだと思うのですが。
さしあたって、大人の愚かさを子どもたちに示しているようです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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