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ホッキョクグマの子ども、ピナークが、迷子になってしまった双子の妹カナークを探しにいく 冒険物語。北極のさまざまな動物たちと出会い、ピナークが成長する過程を、葉祥明氏らしい、 美しい青と白のコントラストが広がる北極の氷原を舞台に描いています。 小さな命が安心して暮らせる地球の未来を提唱する英語併記のメッセージ絵本です。
ホッキョクグマの子どもピナークの冒険を通して、
地球環境について静かに語る作品です。
葉祥明さんの絵はシンプルですが、
北極の様子を美しい色彩で教えてくれます。
春、ピナークは双子の妹カナークとは雪穴から出て、
初めて外の世界を知ります。
ところが好奇心に駆られてカナークが行方不明。
お母さんはカナークを探しに行って、ピナークは一人ぼっちで
待つことになるのです。
ところが、ついつい目新しいものに気を取られて追いかけてしまい・・・。
北極の様々な生き物達との出会いがあります。
最後は無事に再会しますが、お母さんの言葉が印象的です。
「ピナークとカナークが、この白い世界で安心して生きていけますように。」
地球温暖化の影響を真っ先に受ける北極からのメッセージを
大切に受け止めたいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子15歳、男の子13歳)
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