二人のカバの悠然とした生活には、現代人が忘れている暖かい想いが流れている。文・絵共にセンダックが脱帽した仲良しカバの秀作絵本。
仲良しのカバ、ジョ−ジ(雄)とマ−サ(雌)のシリ−ズ2作目です。
アメリカ的なユ−モアたっぷりの、短い5つの話からできています。(全作よりおもしろかったです!)
例えば、「うそはだめ!」では、ジョ−ジはマ−サにいいとこを見せようと、「ぼく、むかし、ジャンプのチャンピオンだったんだ。」とうそをつきます。マ−サがびっくりしてくれたので、さらにうそを続け、「有名なへびつかいだったこともあるんだぞ!」なんて言ったものだから、さあ大変!マ−サは押入からへびを出してきて、「かわいがってあげて。」なんて言い出します。もちろん、ジョ−ジは・・・?
シンプルだけど、ほのぼのとした、カバたちの絵がなかなかいいですよ! (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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