モリーはふたりの姉と森で道にまよい、人食い大男の家にたどりつきました。あやうく食べられそうになりましたが、 知恵をしぼって逃げだします。ところが、おしろに住む王さまの頼みでまた大男の家にしのびこむことに……。 イギリスにつたわる昔話を、20世紀英国を代表する作家ウォルター・デ・ラ・メアが再話し、イメージの魔術師 エロール・ル・カインが華麗な絵をつけました。
読み終えた後、小1の息子が
「ジャックと豆の木みたい」と言っていました。
大男が出てきたり、
細い橋を渡ったりするところから
連想したのかもしれません。
人食いの大男は懲らしめられても仕方ないような気もしますが、
かくまってくれた奥さんや子どもたちにも
身代わりにするモリーのやり方は賢いというのか、
ずる賢いのでは?、
また、王さまの要求もただの泥棒で
人食いの大男をやっつけるわけでもないし、
そこらへんが昔話らしい突っこみどころ満載で
少し気になりました。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)
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