ボードブック版(小さい厚紙絵本)の絵本です。縦 17.5 x 横 12.7 x 厚さ 2.2(cm)32ページ 言語:英語 ページ本体は硬い厚紙で出来ていますが、大きく開く仕掛けの部分は厚紙でなくしっかりした紙を使って開きやすくなっています。 とてもわかりやすい英語です。 "Before Monica went to bed she looked out of her window and saw the moon. The moon looked so near. ・・・"
ある晩、モニカは、お月さまがとても近くに見えて、お月様と遊びたくなりました。お月さまの方へ手をいっぱいに伸ばしてみますが、お月さまには届きません。モニカは言います。「パパ、お月さまとって!」 そこでパパは、ながーいながいはしごを持ってきて、たかーいたかい山のてっぺんにはしごを立ててお月さまへとのぼっていきます。 パパはお月さまを持って帰ろうとしますが、少し大きすぎます。お月さまはだんだん小さくなるので、ちょうどよい大きさになったら持って帰ることにします。そしてお月さまはだんだん小さく、小さくなり、モニカはお月さまと遊ぶことができました。モニカと遊びながらも、お月さまはさらに小さくなって... (翻訳作品より転載)
絵本の大きさの制限を破ったしかけ絵本です。パパがもってきたながーいながいはしごは横に4ページ分、たかーい山に登るところは縦に2ページ分、そして大きなお月さまは縦横4ページ分のジャンボサイズで登場します。このスケール感は子どもにとってもたまらないところでしょう。そしてその大きなお月さまがだんだん小さくなっていくところで月の満ち欠けを学ぶことができます。読み聞かせるときは、「ながーいながーい」「たかーいたかーい」「だんだんちいさく、ちいさく」と大きさを強調するとよいのではないでしょうか。 「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールのコラージュです。カールはこの絵本を娘のサースティンに描きました。表紙カバーにはサースティンのコメントが載っています。 (翻訳作品より転載)
娘が2歳くらいになったとき、日本語版と英語版を購入しました。娘は英語の方が、リズムが素敵な文章になっているからか、とにかく大好きでした。しかけ絵本になっているので、楽しみながら英語を聞くという感じになり、親としても購入してとてもよかったと思います。
お月様が三日月から満月になっていくという場面があるのですが、満月のお月様には、”ブッチュ〜”って熱烈なチュウをしてましたよ(笑)。娘は現在3歳ですが、この絵本で覚えた”moon”という単語はいまだに覚えており、お月様は”moon”と呼んでいます。
パパの娘に対する愛情があふれんばかりの物語で、とっても素敵なお話です。 (蓮華17さん 30代・ママ 女の子3歳)
|