東西の20人の画家が描く魔女たち。それらを一つのストーリーにした角野栄子の絵本。魔女国特製切手シール付き。
○あらすじ ヤヤは手紙を手にしました。 「ふかもりカスレ」と書いてありました。 ひいおばあちゃんの名前です。カスレおばあちゃんにはふしぎなともだちがいっぱいいると聞いていました。 ヤヤは大きなバッグを見つけてきました。そのなかには魔女の手紙がありました。
○画家陣 荒井良二、ディック・ブルーナ、いとうひろし、大島妙子、鴨沢裕仁、和田誠、市川里美、五味太郎、黒井健、児島なおみ、スズキコージ、橋本淳子、国井節、長新太、高林麻里、宇野亜喜良、西巻茅子、杉浦範茂、スーザン・バーレイ、太田大八
「魔女の宅急便」他、角野栄子さんの本が大好きな娘ですが、小1にはかなり難しかったようです。
設定はとても面白く、主人公ヤヤのひいおばあさん「カスレさん」宛の、お友達からのお手紙20通を読んでいきます。
お手紙それぞれの画を20人の画家さんが描いていて、絵本好きには見慣れた絵も多く、とても豪華。
それぞれの切手や消印も凝っています。
内容がかなり難しく、ひとつひとつ読んでいくとかなり時間がかかるので、3歳と6歳の子は最後まで聞けませんでした。
絵本好きの大人としては、かなり面白かったのですが、子どもに読むなら小学校高学年くらいになっていないと難しいかな、と思いました。
じっくりと時間をかけて読んでいきたい絵本です。 (solicaさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子3歳)
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