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おじいさんが大晦日に笠を売りに町へでかけました。 売れずに戻る山道にお地蔵様が雪をかぶって立っていて・・・。 おじいさん、おばあさんの優しさあふれる感動の昔話絵本。
松成さんの絵だ!
と、図書館で見つけ
借りてきて、じっくり読みました
多くの絵で、出版されていますが
いいですよ〜、これ
文章もわかりやすいし
奇をてらっているところがありません
「貧乏」という感じの言葉はありません
「お金は なくても、いつも にこにこ
なかよく くらしておりました」とか
「もちはなくても、
びょうきもせずに、
いっしょに 年を こせるもの
ありがたいねぇ」
等 親切な説明が素敵です
表現の中には
「みやると」という言葉もあったりします
おじいさんとおばあさんが
思いやる感じが言葉にも態度にも
表れています
それと、お地蔵さんの絵
手拭を被せられたお地蔵さんだけ
錫杖(しゃくじょう)を持っています
他のお地蔵さんは、手を合わせているんです
大雪の中のご馳走
その雪が晴れて
新しい着物を着て
縁側に仲良く正座している
おじいさん、おばあさん
いいお正月を迎えられてよかったぁ〜!!
お薦めです♪ (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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