
エイズの子どもたちのたいせつなものは? 世界では、現在、約3,300万人の人がHIV/エイズに感染しています。現在の医学では、HIVと呼ばれるウィルスを 完全に死滅させることはできません。しかし、ウィルスとともに生き続けていける薬は開発されました。 「わたしのたいせつなものは、薬です。生き続けるために必要…、そう母から言われました。」 アフリカの東にある国、ケニア。そこには、HIVとともに生きる子どもたちが診察を受ける病院がありました。 子どもたちのほとんどは、HIV感染者だったお母さんから生まれており、赤ちゃんのころから感染してしまっていました。 HIVとともに生きる子どもたちの「たいせつなもの」とは?

娘はこの絵本を読むまで、HIV/エイズという病気を知らなかったそうです。そして、母子感染のリスクがあっても母乳を赤ちゃんに飲まさなくてはいけない状況について、親子で話し合いました。そのことも含めて、娘は、貧しい国で生きる厳しさを理解することができていたようでした。このような世界的な課題にも、今後は関心を持っていってもらいたいと思います。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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