フランス生まれの翻訳絵本。サン・テグジュペリ賞受賞作品。 大きな木と小さな木は友達同士。寒い日も、花が咲く日も一緒に成長してきました。 しかし、ある日二本の間に人間が高い壁を築きお互いが見えなくなってしまいます。 小さな木は悲しむ大きな木を「さあ、元気をだして、壁より大きくなろうよ」と、励まします。
2本の木は友達同士です。お互いに励ましあい、成長を喜びあい、常に競争しあいで生きている姿がよかったです。いつも隣が当然でいつも傍にいられて顔を見ていられると思っていました。それが、お互いに顔を見られなくなった高い壁が出来てしまったのです。そんな時にもお互いに声かけあって困難に乗り越えることが出来たのは、硬い友情で掬ばれているからだと思いました。今まで以上にお互いを励ましあって、「さあ、元気をだして!」と壁より大きく成長したのです。一人では出来ないことも友達と一緒だから、勇気を出してお友達に逢えるのを楽しみに励みにして頑張れたのだと思いました。何年たっても変わらない友情が素晴しかったです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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