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クラスで逆あがりができないのは、ぼく一人。今度の体育の時間までになんとかできるようになろうと練習するけれど、どうしてもできない。「もう、やーめよっと」とあきらめかけたとき、「オレハ、マダヤル」の声が聞こえた。声のした方をさがすと、小さなトカゲが……。
4歳と9歳の子に読んであげました。4歳の子には難しく長かったようでした。9歳の子は自分の経験と重ねて聞けるのでおもしろかったようです。
主人公は小学4年生の男の子。クラスで逆上がりができないのは、彼1人になってしまい、あせります。
主人公の少年の気持ちがストレートに伝わってくるお話しです。途中、ファンタジーな出来事も加わるので飽きずに読めると思います。
すべてのページに大きく絵がありますが、文字数も多く小学2年生以上向けだと思いました。 (ちいニャさん 30代・ママ 女の子9歳、男の子3歳)
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