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「おとうさん、おかあさんはまだかえってこないの」 お母さんが亡くなったことを知らないむく鳥の子。その心の成長を温かくみつめるお話。

さとうめぐみ氏の絵が、とてもやさしくて
見入ってしまいます
日本のアンデルセンといわれるひろすけ童話は、私はとても大好き。
今日、昼休みの図書室で中学生対象に読んでみました。
紙芝居と聞いて、初めはなつかしいというより
あかちゃんっぽいと思ったのか
「え〜っ」
ところが、舞台を開けて「むくどりのゆめ」と読んだら
「あっ、知ってる」と男の子ひとり
「浜田ひろすけ 『ないたあかおに』とか書いた山形出身の方の作品です」と言うと、また、小さい声で「あ〜っ」の声がちらほら
読み進んでいくと、もう、真剣!!
次々と人が集まって来て
静かに見て、終わると拍手してくれました
とっても難しい思春期
勉強や、部活や、友達関係でも悩む微妙な時期ではありますが
ほんの少しの時間でも、しんみり、やさしい気持ちを皆と共有できたようです。
年齢を重ねても、親しめる内容だと思います。 (しいら☆さん 40代・ママ 男の子18歳)
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