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舞台は江戸時代、大阪のくすり屋「きくきく屋」。「なにわのでっちこまめどん」シリーズ第2弾は、でっち仲間のだいきちどんとケンカをするお話。あまりにもしょうもないケンカの内容に、二人はばんとうさんに大目玉をくらいます。暗い蔵の中にぽーん!放り込まれてしまいます。これは怖い。さぁ、どうするこまめどん、だいきちどん。 今回のこまめどんは泣いたり笑ったり、怒ったり驚いたり。まぁ表情がくるくる変わって忙しい。でも、こんな風に思いっきりケンカしたり、思いっきり泣いたりできる友達がいるというのはうらやましい限りですよね。こんなにぎやかなら丁稚生活も悪くないかも?最後のばんどうさんの“教訓”ならぬ“こころえ”がまた効いています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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江戸時代の大阪を舞台に、なにわの小さなでっち、こまめどんが活躍するシリーズの第2弾。 でっち仲間のだいきちどんとけんかした、こまめどん。番頭さんの大目玉をくらい、二人して蔵に 入れられてしまいます。蔵の中は暗くて、よう見えん。強がる二人ですが、実はねずみがこわくて……。 そこで、ねずみより強いねこになりきることにしますが、はたして、ねずみは二人をこわがるのでしょうか?!

なにわのでっちこまめどんシリーズです。
江戸時代の大阪の薬屋「きくきくや」の
でっちのこまめどんと
仲間のだいきちどんのお話です。
二人はしょうもない喧嘩をして
暗い蔵の中に閉じ込められました。
中は真っ暗でねずみがいます。
怖くて泣き出したこまめどんに対して
だいきちどんは余裕な顔です。
ねずみが嫌いなものになれば
ねずみが怖がるかも・・・
そう考えた二人は猫になりきりました。
ねずみが出てきましたが、数がすごい
せいぜい2.3匹だと思ってましたが、
30匹以上一度に出てきました。
子供同士、ほんとは仲良し。
お互いのことが大好きなんだとわかりました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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