環境アートの第一人者シムシメールが贈る地球への賛歌
チョウのオオカバマダラは、アメリカ北部からメキシコまで4,000〜5,000キロを、渡り鳥のように集団で移動します。その長い旅の中で、年老いたオオカバマダラは、クマ、アザラシ、ゾウ、ゴリラ、ライオン、イルカ……など、地球上にすむたくさんの動物に出会い、この星の素晴らしさに気づきます。そして、そのことを若いオオカバマダラに伝えるのです。「この地球は、宇宙の中で最も素晴らしい宝ものなのだ」と……。 ”私たち人間は、地球上に共に暮らす生きものたちを愛し、大切にしなければならない”というシメール氏のメッセージがこめられた絵本です。 この絵本は2010年、アメリカの「ノーチラスブック賞」の金賞を受賞しました。
このお話には見ているだけで癒される生き物の絵がたくさん載っていました。お話の方は、もうすぐ命を終える蝶が今から生まれてくる幼虫に自分の見てきた宝物(地球上の動物たち)の事についてお話いしてあげるお話でした。うちの子もこの絵本で、どうぶつの素敵さが伝わったみたいです。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子7歳)
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