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白いフヨウの花のように笑う転校生の千絵。ぐちゃぐちゃこだわって、わりきれない自分とは正反対に見える千絵に、遠子は不思議な魅力を感じる。化石が大好きな千絵とともに、遠子はナウマン象の化石が出た場所をめざして山を越えてゆくが…。思春期にさしかかった少女たちのまっすぐな友情、出会いと別れを描く。
中学生くらいの女の子の気持ちがよく描かれている1冊に思います。
あの頃の自分は、心のどこかでは確かに大人に反発し諦めていた部分があったと思います。
「どうせわかってもらえない」みたいな(笑)。
大人には割り切れることも、子供には割り切れない想いがあったりするんですよね。
難しいお年頃、私たち大人もそんな頃があったのに、今となっては大人目線で・・・反省しますね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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