ククルは、南の島にすむ甘えん坊のテナガザルの男の子。「おかあさー ん みてみて〜!」と毎日おかあさんにべったりです。でもある日、憧 れの船乗りガブおじさんの船を見に、海にでかけることにしました。し かも、ひとりっきりで! ヘビやワニがいる暗い森をぬけたと思った ら、たかーい木から落っこちてしまったり…… ククルのはじめての大 冒険は、ドキドキの連続! 冒険を通して少しお兄ちゃんに成長するククルと、それを見守るお父さ んお母さん、森の仲間達を楽しく描いた絵本。
仲間がいっぱいで楽しい島の様子が、
ページいっぱいから伝わってきます!
テナガザルのククルは、いつもお母さんにべったり!
「おてつだい してくれるかしら?」と聞かれても、
「おかあさんと いっしょに あそびたいんだもん」と不満顔。
いつまでもお母さんとくっついていたいだなんて、かわいい!
けれども、毎日忙しいお母さんは すこし困ってしまいますよね。
そんな甘えん坊のククルの、はじめての大冒険!
大丈夫かなあ、ちゃんとひとりで行けるのかなあ、と、
まるで“はじめてのおつかい”を見守るような気持ちに。
ひとりで冒険したことによって、
ククルの世界が ぐんと広がったように思います。
頑張ったね!ククル! (なーお00さん 20代・その他の方 )
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