![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
ある夏の日、くまは森の中で一人の女性と出会います。 彼女はくまに本を読んでくれました。 言葉もわからずにじっと彼女の言葉をきいているくま。 それから毎日彼女の元へと通いますが……。くまと女性の交流を、美しい絵と文章で綴った絵本。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
文字が読める訳でも、話が分かる訳でもないくまさんにとって、本や手紙はやすらぎをくれる不思議なものでした。
女の人との出会い、女の人の読み聞かせに、くまさんはとても大切な友情を感じていきます。
山の中にの小屋で一人で暮らしている女の人と一人ぼっちのくまさんの不思議な関係がしみじみとしていました。
くまさんの持っていた手紙が女の人に関係あるのかどうかは分かりませんが、何かが伝わったように思います。
女の人が残していった本はくまさんの宝物になりましたが、翌年も女の人が戻ってきてくれることを夢見ているのでしょうね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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