イヌのポッチは12歳。ぼくは人間の7歳。 ぼくとポッチはいつも一緒。 僕が嫌な気持のときも、ポッチのぶんぶんとふられるしっぽは 僕の嫌な気持をけしてくれる。
黒い目でぼくだけを見つめてる時、公園でイヌ友だちにあった時、 年老いて階段がのぼれなくなってきた時、ポッチはなにを考えてるのかな?
・・・少年とイヌのポッチの宝物のような日々。 少年はイヌのポッチの考えていることに想いを巡らせます。
イヌの視点で考えることのできる絵本の登場です。
”MOE”に紹介されていたので購入してみました。いろんなところにクスリと笑える仕掛けがあって(大人の方も楽しめると思います)、ストーリーもとても素敵です。「ヒロシマのおじいちゃんくらいおじいちゃん」で「オオサカのおばあちゃんくらい、としをとってる」、一匹のわんちゃんと男の子の交流が、わんちゃんの見ている世界を介して深まっていくのが感じられます。そのたびに繰り返される「いま、ポッチはなにかんがえてるのかな?」というフレーズに、ムスメもわんちゃんになったつもりで考えています。それと表紙カバーの裏にも、「ポッチのさんぽのちず」が描かれていて、彼女は大喜び。このような絵本に出会ったのは初めてです! (チョコハニーさん 40代・その他の方 女の子5歳)
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