ベストセラー「犬たちをおくる日」「ドッグ・シェルター」の著者がおくる 〔初めての写真絵本〕 ●●●小さいときから命のふれあいを●●●
安並圭子さんは動物愛護センターから犬をひきとり、新しい飼い主へつなぐボランティア。命の期限を切られた犬たちをまるで命の魔法をかけるように 誰からも愛される犬に生まれ変わらせていく。命の大切さを問う著者初めての写真絵本。
動物愛護センターから犬を引き取ってきて飼い主を探しだすぷりんママ。
動物愛護センターは名前からは想像できない、捨て犬が集められ引き取り手がなければその命を終わらせていくという恐ろしいところでした。
本の中に埋め作らせている写真には犬たちの生と死、失望と希望が混ぜ込められています。
どうして彼らは命を奪われるのでしょうか?
どうして捨てられたのでしょうか?
そこには人間のエゴイズムが刷り込まれています。
ぷりんママは、子どもの頃の体験から少しでも命を救いたい、彼らに希望を与えたいと尽力しています。
あどけない子犬の写真を見ていると、身勝手な自分たちを反省させられます。
ぷりんママが子犬たちにかけるまほうは「愛」。
この本は命ということを通して、愛の大切さを知る本かと思います。
「いのちをすてる人と、いのちをすくう人 あなたはどちらになりたいですか?」
カバーに刷りこまれた言葉を見逃さないように。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)
|