まめうしは、牧場に住むまめつぶくらいの小さい子うしです。ある日、りんごを食べていると、まめつぶくらいの小さいぶた・つぶたに出会いました。二人は、すぐに仲良くなります。前作『まめうしのおとうさん』に続く人気シリーズ第4弾! まめうしとつぶたは、なにからなにまでおんなじです。体の大きさも、好きなあそびも、かげの長さも、水しぶきの大きさも、なんと音までおんなじです。 双子みたいにそっくりな二人は、だんだん不安になってきました。「ちがうところ、ないのかなあ。」そこで違うところ探しを始めます。「からだのいろがちがうね」「みみの大きさがちがうよ」一つ一つ探していった二人は「えーと、それに……ぼくはうし!」「ぼくはぶた!」とっても大切なことに気づいたのです。 大胆な構図とやさしい色合いの絵が美しい、楽しくも心温まる絵本。二人のやりとりに思わず笑みがこぼれます。
これも、長男おすすめのまめうしくんシリーズです。
まめつぶくらいのこうし、まめうしくんは、同じくまめつぶくらいのこぶた、つぶたくんと出会います。
すぐ、気があって、ふたりは仲良く遊び始めますが、ふと、
「ぼくたちって ほんと、おんなじだね」
「ちがうところ ないのかなあ」
と、探し始めます。
似たもの同士で、気があうふたり、でも、いくらそっくりだって、まったく同じ人なんていない。
だから、自分も相手も大切にしたい。
当たり前なんだけど、大切なメッセージが伝わってきます。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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