3冊目のクラリス・ビーンは学校での授業のお話。エコロジーだとか自然破壊だとか、環境問題について考えるクラリスたちです。でも、ハチャメチャなクラリスは健在ですよ。
個人的には、この「クラリス・ビーン」シリーズは大好きです。でも、今回の絵本のテーマが「環境」なので、お勧めしても、受け入れてもらえずらいかなー。と、思って、評価は「なかなかよい」にしておきました。
クラリスが、教室で出されたテーマは「環境」!クラスメートとチームを組んで、レポートをかかなければならなくなりました。
折しもそんな時、クラリスの家の近所の大木が、切り落とされるというニュースが流れます。
普段は部屋に閉じこもりっきりのお兄ちゃんが、どういうわけだか、エキサイトしてその大木を守るために「エコロジー戦士」になると言い出します。
結局、家族みんなにその大木を守るため、木の上でテント生活をしちゃったりして…。
ちょっと、強引なところもあるけど、クラリスたちの思い立ったら即行動しちゃう。そんな力強い生き方が、私は好きです。
この絵本を読んだ子供たちが、少しでもエコロジーについて考えてくれたらいいな。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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