男の子の後をそっと、どこまでもついてくる犬。逃げても、隠れても犬はついてきます。どんどん逃げているうちに、気づいてみると、男の子は知らない場所に犬と二人きり。心細くなった男の子に勇気を与えてくれたのは…? 男の子と犬の心の交流が描かれた詩情あふれる絵本です。セピア調の温もりのある絵と短くも詩的な文章がみごとに融合した秀逸の一冊。
可愛いお話です。
読んでいて、とってもホッとしました。
見知らぬ犬が後をついてきて、困ってしまった男の子は犬をまくためにあちこち歩き回ります。
ところが、あまりあちこち歩いたために、男の子自身が迷子になってしまって…。
途方にくれていると、その犬が「後をついて来い」という、仕草をします。
男の子は犬の後をついて歩いて、やっと自分の家の近所まで戻れる。というお話でした。
私にも、似たような経験があります。
動物好きにはこたえられない1冊ですねー。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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