おばあちゃんちにおつかいをたのまれたひでくん。おとどけものはアイスクリームです。ところが、飛び乗ったエレベーターが「同じところをいったりきたりはもうあきた」と、よりみちを始めちゃった。どうしよう、アイスクリームがとけちゃうよ! ユニークなアイディアいっぱいの楽しい絵本。
息子はエレベーター大好きなので、これは絶対!と思って借りてみたら、もうドンピシャにハマってくれました。
しかもエレベーターのマネをして「や〜だよ」が口癖に・・・
道徳的になにか含みがあるとか、そういうのを期待してはいけません(笑)ただ、ナンセンスに楽しい本です。
大人だと、こんなのありえない、絵本の中だけ!と思って読みますが、どうも息子は微妙なご様子。確かにエレベーターって、現実でも扉が開く度に別世界。息子にしてみたら、エレベーターの扉が開いたらそこは宇宙だったり、ハワイだったりも「ありえる」感覚?でも、なんかおかしいな?とも思っているみたいなのですが、たぶん言葉の遅い息子には「ありえない」というボキャブラリーがまだないので(笑)なんとも微妙な笑顔をしています。私はひでくんのマネをして「そんなのおかしいよ」と応酬したり。
この絵本のページをめくる度に、ワクワクソワソワの息子がなんともおかしくて、こちらも読み応えがあります。 (さわきちさん 30代・ママ 男の子4歳)
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