ぼくのうちは山の中。途中の坂道は、夜は真っ暗ですごくこわい。ある夜、おつかいをたのまれ坂道を全速力でかけおりたぼくは、林にくらす動物たちにぶつかった。それからというもの動物たちはおつかいのたびについてきてくれるようになった…。
山の中に住む男の子は、夜怖いのにお使いに行かされます。ある日、男の子は暗闇で何かにぶつかりました。すると、森の動物達でした。動物達は、一緒に買い物について行ってあげたり、夜の自然の楽しみを教えてあげたのです。
いつしか、男の子は夜の道も怖くなくなり、一人でも買い物に行ける自信がつきました。それを見届けた動物達は、それっきり出て来ませんでした。
そして、この山にも開発が始まり怖い道ではなくなってしまうそうです。
今は、夜道が暗くて怖いと言う体験がなかなか出来ませんが、月の明るさや、動物達の声、夜風の匂い今の子供達にも感じてほしいですね。
(ママちゃんさん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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