うさぎとだいふくをめぐる、愉快なあいうえお歌。 「あんこがいっぱいおおきなだいふく、いきなりどーんともりのなか、うさぎがみつけてよろこんで……」 「あ」からはじまって、「ん」まで、五十音順の文章でつづったのは、だいふくとうさぎをめぐる珍騒動です。 突如、森のなかにあらわれた大きなだいふくと、それを手に入れたい動物たちが、 ナンセンスなどたばたを繰り広げます。ひらがなは、1字だけでは意味をもちません。 でも、組み合わせると意味がうまれ、意味同士がむすびつくと文章になります。 連なりながら動きだした言葉は、できごとや風景をいきいきと写しとり、物語を語り始めます。 ことばの広がりを楽しみながらあじわえる、この愉快な「あいうえお歌」は、 ひらがなをおぼえはじめた子どもたちにぴったりです。
大きな大福と動物たちのお話です。
あ〜んまでを使って
文章を組み立ててお話が進んでいきます。
空から大きな大福が落ちるところから始まり
動物が猟師に狙われそうになったりと驚きが続きます。
大きな大福がどうなったか最後にわかりますが、
思わず笑顔になる終わり方でした。
猟師の鉄砲がくるんとなってる絵が
納得できて面白かったです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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