うーちゃんといっしょに大きくなった! ぼくは幼稚園からうずらをもらってきて、「うずら野うーちゃん」と名前をつけました。 うーちゃんは小さいけれど、元気いっぱいの暴れん坊で、貫禄たっぷり。 でも、ある時猫に襲われ、片足をもがれてしまうのです……。 実際に、子どもと一緒にうずらを飼い、育てていた作者ならではの視点がうまく活かされ、 生き物の生態や生命力が、物語のなかで語られています。 生き物と身近に接することの大切さや喜びが、小学生の子どもたちに自然と伝わる作品です。 作者は、現在60代ですが、大学で油絵や版画を学び、子育てをし、また子どもたちに美術を教えながらも、 絵の勉強を続けてこられました。また、子ども時代には、姉妹で、創刊当時の「こどものとも」など、 たくさんの絵本を読んで、その楽しさを体験されたそうです。赤一色で描かれた、 貫禄のある「うずら野うーちゃん」が活躍するユニークなこの作品は、作者の記念すべき第1作です。
このお話は、男の子が幼稚園からもらってきたうずらのヒナを育てるお話でした。このお話がリアルで、本当に買っているかのようなお話が子供の心をひきつけていました。生き物を飼う大変さや、楽しさが表現されていてとっても良かったです。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子6歳)
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