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針の刀を腰に差し、都にのぼった一寸法師。 体は小さくても、知恵と勇気は人一倍。姫をさらおうとする赤鬼と青鬼に一人で立ち向かう!
もちろん、昔からある話なので内容は知っていたのですが、私は出だしに興味をもちました。
子供のできないふうふに神様がおやゆびにも足りない子をさずけてくれ、とても、喜び大切に育てていたのですが…。
このいっすんぼうしが大きくならないのでこのふうふはこんなことをいうのです。「なんで かみさまはこんななさけない子をさずけてくれたんやろか。 これなら、ねこのほうが、まだやくにたつ。」っと。
一方、いっすんぼうしはこの話を聞いて、このままだと追い出されるので、そのまえに、こっちから出て行ってしまおうっと。
私が覚えていなくて昔からこういう話だったのか、それとも、現代風にアレンジされたのか、どっちか分かりませんが、ここの部分がとても印象深く心に残りました。
待望の子供なのにこのふうふのつめたさ、そして、いっすんぼうしのいさぎよさ、なんだかさみしいものがあり、唖然としました。
最後に登場するおには、あそんでもらいたそうな顔をしててかわいかったです。 (さるボンボンさん 30代・ママ 女の子6歳)
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