
ある日突然、地面から、にょきにょきっと、とっても不思議な芽が出てきたんです。にょきにょきと芽を出した双葉に、犬はあわてて、子どもたちを呼びにいきますが、その成長はとどまることを知らず、どんどん形を変えていきます。 次は何になるの?その次は…と、ページをどんどんめくりたくなるナンセンスユーモア絵本。ヘリコプターになって飛び去ったかと思いきや、戻るなり空から色とりどりの種を降らせ、大満足の結末へ。
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こぐま社から、届いたばかりの新刊絵本(サイン入り♪)です。
たぶん、次女がはまるのでは・・・?!(うんちは出てきませんが・・・)という私の予感的中です。
もうすでに、何回読まされたことか?!
だって、不思議な草がにょきにょきって生えてくるんです。
犬が見つけて、男の子と女の子(服の色が、ジェンダーフリーの立場からもgoodです)も来て見守るうちに、にょきにょき伸びて・・・???
自分で自分に水をかけ、ヘリコプターになってしまって飛んでいき、また戻ってきて・・・???という展開が短い上質のアニメ映画でも見ているような気分になり、次女ばかりでなく大人の私も充分楽しめます。
この、にょきにょきくん、手足があって、しかもバイバイしたり、ピースしたりするのが、よっぽど面白いらしく、何度読んでもゲラゲラ笑い転げる次女。その姿がまた笑えて、何度でもリクエストに応えたくなる絵本です。
シンプルな絵と、擬音語・擬態語がほとんどの短い文章、小さい子向けのナンセンス絵本ではピカイチだと思います。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳)
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